<< ニューヨークジャーナル 2 page t-125     ... >>

 ニューヨークジャーナル1

a0028990_23213584.jpg








エキサイトしすぎてPCを開く間もなく吸収したNYのおもひで。




思い出というものが自分の心に敷かれた広大な大地だとすれば、
日常は落葉のように一日一日、
思い出の大地に覆いかぶさっていき、すこしずつ思い出の面積を狭くしていく。
いつしか全てを埋めてしまって、
だから、苦いことも忘れられるから救いがあるのだけど、
掘り返さないといけなくなる前に、
ここに埋めておりますよ、とせめて思い出の位置だけでもわかるように旗を立てて、留めておきたいことも。
そういえば、どこのバーでもクラブでもアリシアキースとJay-ZのEmpire State Of Mindが流れていて、
これを聴くと淡いNYシックになって、
なのにあえて聴いてみて感傷に自らダイブする一人プレイ。
たまに自分からあえて傷付きたくなるあの感じってなんなんやろう。


さてさて、何年か前にはじめてNYを訪れた際に、
「わたし、ここに住む!」と直感的に決めるに至らせたNYの引力は健在!
ああ、よかった、ほんとよかった。
そして、知りたい!の乾いた飢餓感を持てる自分もまたうれしくって、
自分もパワーもいるけれど、またそのぶんパワーももらえる、
エナジー渦巻くこの街の魅力は底知れない!


NYはホテルが高めでひとり滞在はなかなか高くつくので、
前半はNYの掲示板で見つけたファッション関係のフォトグラファーの日本女性が
間貸ししているおうちにお邪魔しました。

ステイ先に着くなりオーナーの彼女が、
前から気になっているところがあるんだけど、
ということでイーストヴィレッジのインド料理を食べに。
めちゃ怪しげに店内は真紅のライトでいっぱい。
しかも似たようなド派手なインド料理やが一階に1店舗、二階にも2店舗、
別のレストランとして並んでいるのです。
なので、このインド館の前に一度立ち止まったならば各お店からの超強引な呼び込みが!
この強引さが前からなんか気になっててね、っとオーナー。
「うちはナンがフリーだから!」とか
「デザートサービスするよ!」だとか。
腕をつかむ勢いで熾烈な客取り合戦が繰り広げられます。
束の間の人気者気分を面白がって、
結局「前菜サービスとフリーナン」のバリューをうたうお店に入店。


ところがどっこい。
入ってみたら、釣った魚に餌やらないよ的な手のひら返したようなサービス!
確約したはずのフリーナンも「そんなこと誰が言ったの?」と言うような始末。
(呼び込みスタッフと中のウェイターが違う人なので情報が共有できていない)

「インド人嘘つかない」は

ウソダーっ!!!

インド人嘘つきまくってるよー!


別にナンのひとつやふたつ、金額の問題ではありません。
このデタラメさが、笑えて、ほんっと適当だな~と。
わたしは女一人旅となると、セキュリティ兼ねていつもよりはややタフめの性格と態度になるので
オーナーといっしょに「ユーアーライアー!!ブーシット!!」と
不満を主張しておきました。
肝心な味も特筆すべきものはなかったのですが、
可笑しかったからよし!



その後彼女が呼ばれているパーティーイベントに顔を出させてもらって
これまた偶然真紅のバー。
わたしはレストランという空間がとってもとっても好きなのですが、
NYには数え切れないほどの興味深い飲食の空間が点在していて、
ウィンドーレストラン巡りをしているだけでも弾む。
たくさん探訪したい気持ちに駆られます。




a0028990_23215238.jpg
そういえば空港からタクシーに乗ったときに、
後部座席に大きな液晶が。
そこにドライバーと同じカーナビまでついていて、
タクシーで遠回りされるのではないか…とか違う場所に…とか
ハラハラしていた時代は今は昔、なんだなあとしみじみ。



回想は迅速に(希望的観測)つづく。
by akiha_10 | 2010-12-03 23:34 | NY Journal
<< ニューヨークジャーナル 2 page t-125     ... >>