G2さん演出の「W〜ダブル〜」を観ました。
出演者が事務所の先輩方です。 お話も面白く、まんまと巻き込まれたような後味。 原作の作家のロバート・トマは フランソワ・オゾンの映画『8人の女たち』の 原作を書いた人でもあるのですね。 どこか色っぽくて、退廃感があって、人の裏切りを大前提としていて やはりフランス作家という感じがします。 「8人の女たち」のあの奇妙なダンスが脳裏に焼き付いています。 無機質マネキン的でアンニュイ、 わたしが思うキッチュなフレンチポップです。 思うにあれもへっぽこの仲間です。 エマニュエル・ベアールに劣らぬ色っぽさがあった のりちゃん、中越典子さんとコミカルな堀内敬子さんにも釘付け。 クラシカルな衣装も小物も、ぐっと心奪われるものばかり、 なにより美術がとっても印象的。 そのモノトーンのビジュアルしかり、 スネークライクな展開といい、 エッシャーの無限階段を彷徨った気分に。
by akiha_10
| 2010-08-22 15:38
| Daily thinking
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瓜生明希葉/INFORMATION
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