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page d-241          お芝居

G2さん演出の「W〜ダブル〜」を観ました。
出演者が事務所の先輩方です。

お話も面白く、まんまと巻き込まれたような後味。
原作の作家のロバート・トマは
フランソワ・オゾンの映画『8人の女たち』の
原作を書いた人でもあるのですね。
どこか色っぽくて、退廃感があって、人の裏切りを大前提としていて
やはりフランス作家という感じがします。
「8人の女たち」のあの奇妙なダンスが脳裏に焼き付いています。
無機質マネキン的でアンニュイ、
わたしが思うキッチュなフレンチポップです。
思うにあれもへっぽこの仲間です。


エマニュエル・ベアールに劣らぬ色っぽさがあった
のりちゃん、中越典子さんとコミカルな堀内敬子さんにも釘付け。
クラシカルな衣装も小物も、ぐっと心奪われるものばかり、
なにより美術がとっても印象的。
そのモノトーンのビジュアルしかり、
スネークライクな展開といい、
エッシャーの無限階段を彷徨った気分に。
by akiha_10 | 2010-08-22 15:38 | Daily thinking
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