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page t-122  アトリエの跡、空腹の後(のち)幸福 25  (おわり)

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アムステルダムにて、
夢のような光景。
むぎゅって小麦が詰まってる。
お腹いっぱいでノンテイスティングだけど…。



ぬぅ…かわいい…







トラムはLEGO風の、冗談みたいなキッチュな乗り物。
車内にチケットブースがあって、基地みたいでかわいい。

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そして、行きたい場所スクラップの
上のほうに長年貼っていたHEMA。
名前はちょっとへっぽこ感がありますが、
HEMAは北欧でいうIKEA的存在の生活用品ショップ。
庶民的でありながら、じっくり探していると
ポップなものからシンプルなものまで、
キラリとセンスの光るものが置いてあります。
日本ではあまり見ない配色や発色、
ちょっとしたステーショナリーがなんとも可愛い!


駆け足でまわったアムステルダム。
奇跡のタイミングでワールドカップの祭典に出くわした代償は
一番の目的である「ゴッホ美術館」が祭典のため閉館していたこと!!
〆に美術館に行ってこそ、この旅がコンプリートなのに…!!
美術館前で立ちすくんで嘆く。
まるでシャバアサナなしのヨガ、ビビンバなしの焼肉、倒さない将棋倒し!
でも、美術館は逃げないからね。
ワールドカップのあの雰囲気は、あの時だけのものだからね。
旅程は未定、起こったことを、引き寄せたことを、楽しむのみ!



さて、パリに帰って出発日。
お昼過ぎの便だったので、午前は使える!と少々ギリギリなミッションに打って出た。
そう、わたしの取るに足らない残念な私欲を満たしにサントノレへ。
サントノレで拝んでいたバッグ、やっぱり気になるから連れて帰る!と
開店と同時に購入、ホテルに戻ってチェックアウトし、空港行きのバスに乗る予定だった。
が、地下鉄最寄りの駅で停まらず通過。
次の駅で降りて目的地に着いたが、サントノレの様子がものものしい。
店は開店時間になってもまったく開く気配なし。
他のブティックも同様、静まりかえっていた。
唯一開いた向かいの店に尋ねると、
「今日は開かない店も多いわ、とても伝統的な日だから」だと。
話を聞くと、その日はフランス革命記念日だと!
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すると、ゴォオオーっと上空を行き交う
戦闘機の航空ショーがはじまる。
普段だったら興味深いが、その日は出発の日。
そんな日に限って、いつのまにやらサントノレが封鎖!
どこに行っても通行止め。
シャンゼリゼまで出ると
サルコジ大統領や軍事パレートを観ようと、
大勢の人!!人!人!
最寄りの地下鉄の出入り口はしまっている。
かえれない…??
一瞬冷や汗をかいたが、
最寄りから二つ離れた
ルーブルの地下鉄は開いているとの情報を聞き、
ひりひりしながら、なんとか時間内にホテル着。





イベントづきすぎている。今回の旅は妙にフェスタに巻き込まれた。
とっても愉しかったけど!
あまりの縁のなさに、あっさりと物欲も鎮静。
欲張りは禁物、というお達しかもしれない。
今年冬のセール真最中のパリで風邪を引いたように。
こうしていつもパリはわたしに幾ばくかの心残りをお土産として持たせ、
また来るように仕向ける、これはおそらくパリの作戦である。




最後に。
旅を楽しめる健康な心身と、
時間と、周囲の寛大な理解、
幸運に心から感謝します。

これからも、人やモノ、心、事象や景色を
見つめ、感じ、考える(知る)ことに心を砕いていきたいと思っています。
旅は続きます。
読んでくださってありがとうございました。
by akiha_10 | 2010-07-26 13:49 | Trunk
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