絶賛発売中!new album「in the souk」ライナーノーツ
9.ROUTE66 作詞&作曲:瓜生明希葉 編曲:棚橋信仁 学生時代、ひとり旅したサンフランシスコ。 何も分からないわたしによくしてくれた 台湾人のスティーブと彼のお姉ちゃん。 日曜日にスティーブ姉がドライブに誘ってくれた。 「アメリカ」は、街と街の間にあった。 ひとつの街に居るだけではわからない、 圧倒的なスケール、 視界におさまらぬランドスケープ、 入り組む山脈と 沈黙を守る荒野。 これが、アメリカだと思った。 ひた走るROUTE66、 気の遠くなる、潔い直線。 マンネリしたその道はあまりに我々に関心がないので ここで置いて行かる大冒険の妄想を巡らせては ひりひりと恐怖を味わう。 誰にでも等しく現れる夕陽に目を細めて想う。 かつて幾千の人々が 夢に向かい、また絶望に押し戻されて この道を走ったのだろうと。 この男らしいロマンは理解可能。 わたしも男だったらひとりでモーテルをハシゴし、 アメリカを横断しているだろうな、と思います。 まあ、やろうと思えばなんでもできるんやけどね!
by akiha_10
| 2010-05-15 01:12
| Daily thinking
|
瓜生明希葉/INFORMATION
以前の記事
カテゴリ
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||