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page d-190 喫茶陶酔

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ネスプレッソを買った。

嗜好品という名の、
わたしがこよなく愛する、ムードだとかプラシーボだとか、
なんだか得体の知れない曖昧な「珈琲」をよく生活に取り入れている。

「珈琲」そのものの味や香りももちろん好きだが、きっと煙草などと同じで、
むしろそれらに演出された時間や空感を嗜むのが愉しい。

「珈琲」は飲み物や豆としての名前だけでなく、珈琲タイム、として時間の概念を内包していると思うのだ。

1日のはじまり、ちょっと一息、読者の傍ら。
時を区切り、点や線として存在し、それらはいつも時間と密接な関係にある。


「珈琲」はその場を取り繕うのが上手い。
「珈琲」はフィルターにじんわりと染み入るがごとく、小説の一節を浸透させるのが上手い。
「珈琲」は時に、いい男、いい女に陶酔させるのが上手い。
だから珈琲をいれればいい。


フォームミルクに成功して写真をとっちゃう自分へ、薄らさぶいほどに、ベスト酔っぱらいアワード。

何度も言うが、
ムード好きなのだ。
お許し願いたい。
by akiha_10 | 2010-04-16 12:57 | Daily thinking
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